自分の体力を何に投資するのか?
睡眠は大事、入山です。
効率のいい状況の作り方勝海舟をご存知でしょうか?
幕末から明治時代初期の武士、政治家です。
彼は猛勉強家として有名で、欧米の知識を手に入れるため、
オランダ語の習得を目指しました。
当時、蘭方医として有名だった赤城玄意を訪ね
「日蘭辞書を1年間貸してください」と頼んだそうです。
しかし、辞書は非常に貴重だったため、赤城は貸すことをためらったそうです。
すると勝はこう提案しました。
「辞書を2部書き写して、1つを自分用に持ち、
1つを別の人に売りそのお金をお渡しします。」
この話を聞いて、赤城は快く辞書を貸したそうです。
辞書は全58巻もあり、2部筆写することは大変な作業です。
この話の凄いところは2つあります。
1.相手の気持ちをよく汲んでいること
2.「オランダ語を勉強する」という目的に即した行動しかしていないこと相手の損得を考えて交渉をする。
これは勿論すばらしいと思います。
その上で、勝海舟は・交渉した日から辞書を手に入れる・辞書を写す事でオランダ語を勉強するという状況を作り出しました!
例えば、「仕事を頑張ってお金を貯めてから辞書を買う」という解決策と比較すれば、
どれほど効率のいい方法なのか明らかです!
ボクたちの体力は有限です。効率よく使っていきたいですね。
ほんじゃね!